デジタル写真として残すときのポイント

データ化する写真は家族と選ぶ

生まれてから今までの写真は膨大な量となることもあるでしょう。遺品整理において遺族の負担となることもある写真ですが、デジタル写真としてデータ化しておけば場所をとることなく保存することができます。
データ化するために、まずはどの写真をデジタル写真として残すか選ぶ作業が必要です。その際には家族とともに行うとよいでしょう。単なる写真選びではなく、写真一枚一枚につまった思い出を家族と思い返し、共有することができます。写真を選びながら当時のことを語り合った時間も、大切な思い出となっていくでしょう。

また、遺影に使いたい写真を一緒に選んでおくことも、のちの家族の負担を減らすことにつながります。明るく鮮明な写真を選ぶと良いでしょう。

写真をデータ化する方法

現像された写真のデータ化にはいくつか方法があります。
自分で行う場合は、スキャナを使用する方法、スマートホンを使用する方法、コンビニで行う方法があります。家にスキャナがある場合は、写真を一枚一枚スキャンしてパソコンや記憶媒体に保存していきます。自宅で好きなときに行うことができ、操作も比較的簡単な方法です。スマートホンで行う場合はスキャナアプリを使うと便利です。画像のゆがみを補正してくれるので、スマートホンのカメラ機能で直接写真を撮るよりもきれいに写真を保存できます。他には、コンビニのマルチコピー機を使って、写真をデータ化する方法もあります。

自分で行うのが難しい場合には、写真専門店などに依頼して写真をデータ化してもらうこともできます。